虫歯治療
虫歯は、「歯質・糖分・細菌」の3つの要素に時間経過が加わることで発生すると言われています。
口の中に存在している虫歯の原因菌「ミュータンス菌」が歯垢を作り、糖分や食べかすを栄養源に酸を出します。この酸によって歯が溶かされ穴があいた状態が虫歯です。
磨き残しが多いと虫歯になりやすくなりますが、それに加えて生まれつきの歯の質や歯並び、分泌される唾液の量、食習慣など、さまざまな要因により起こるものでもあります。
虫歯は自然に治ることはなくどんどん進行していく病気のため、健康な歯を守るには早期発見・早期治療が大切です。お口の状態、虫歯や歯周病の進行度などを調べ、結果をもとに患者さんにあった治療を提案し、患者さんと相談しながら治療を進めて参ります。
知覚過敏
冷たいものや温かいものを食べたとき、歯ブラシの毛先がふれたときなどに、歯に痛みを感じる症状のことを言います。象牙細管という歯の神経につながる孔が開いていることで神経が刺激され、痛みを感じるのが原因です。痛みの程度や状態によっても治療法は異なりますが、薬の塗布や専用歯磨き粉の使用など、刺激を遮断する治療法が代表的です。
当院ではレーザー照射による治療をおこなっております。レーザーを照射することで歯の表面に膜ができ、開いた孔を塞いで歯の神経を保護することで、痛みやしみる症状を防ぐことができます。
痛みに配慮した治療
当院では治療、麻酔時の痛みを感じにくくできるよう以下のことを心がけています
表面麻酔の使用
麻酔の針がチクっと刺さる痛みを軽減するため、針を刺す前にまずお薬を粘膜に塗りこみます。その後麻酔をしますが、当院ではなるべく痛みが少なくなるよう極めて細い注射針を使用しています。
電動麻酔器の使用
痛みを感じる原因の一つに、一定の圧力で注入されないことが挙げられます。電動麻酔器を使用することで一定の速さ・圧力で注入ができ痛みを感じにくくなります。